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早稲田大学大学院にて2025年度春学期/秋学期科目 「素材機器分析評価」を4月17日より開講~日本分析機器工業会の会員企業から講師派遣~

2025/04/10

一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA、所在地:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-5-16、会長:足立 正之/株式会社堀場製作所 代表取締役社長)は、昨年度に続き今年度も、早稲田大学理工学術院 山崎 淳司教授と共同で、同大学院創造理工学研究科での協力講座「素材機器分析評価」を2025年4月17日(木)より開講いたします。

本講座はオムニバス形式で実施され、山崎教授と講師12社27名(会員企業8社 21名、その他外部協力企業4社 4名、当工業会派遣 2名)により講義が行われます。素材・材料分野は科学技術や産業のあらゆる分野に関わる重要な基盤技術であり、新規素材・材料を開発する場合には、それらの評価が必須となります。本講座は、素材機器分析に用いられている分析機器メーカーなどの技術者・研究者を講師として、機器分析技術の原理やその評価方法、実際の分析時における技術上の注意点などについて解説します。

2025年度は講義の基本形態を対面とし、春学期・秋学期の2期制となった2年目に当たります。春学期および秋学期は各々100分授業を14回開講いたします。また、毎回の授業後には、理解度を確認するためにテストが実施されます。本講座は、創造理工学研究科の大学院生に加え、創造理工学部の学部生も受講することが可能です。

本講座は、JAIMAが認定した「技術研修プログラム」の中の知識習得のための基礎講座に指定されています。履修者は認定取得を目指す計測分析装置に関する講義が含まれる春学期(あるいは秋学期)の講座を受講します。

「技術研修プログラム」は計測分析機器に関する人材育成を念頭に置いた大学生、大学院生を対象としたプログラムとして、早稲田大学にて2024年4月1日より開始されています。

当工業会では、技術委員会を中心とした社会貢献事業として、2007年から10年間、東北大学での分析機器関連講座開講および講師派遣を実施してまいりました。2018年度からは早稲田大学大学院での講座を開講しており、受講者の皆様より大変ご好評を得ております。8年目の本年度も多くの学生に受講いただけると予測しております。

当工業会は、今後も機器分析に関する人材育成を目的とした同様の事業に対して、積極的かつ継続的に取り組んでまいります。

講座概要
講座名素材機器分析評価
大学・学科早稲田大学大学院-創造理工学研究科 地球・環境資源理工学専攻
創造理工学部 環境資源工学科
講座統括責任者山崎 淳司教授
開講期間 <春学期>2025年4月17日(木)~2025年7月17日(木) 14回
<秋学期>2025年10月9日(木)~2026年1月22日(木) 14回
開講時間第5時限 (17:00~18:40)
開催場所早稲田大学・西早稲田キャンパス 対面形式
主な講義内容素材・材料分野における表面解析、構造解析、濃度解析などに利用される分析機器全般、産業界における実例
当工業会関係参画企業
  • 株式会社島津製作所
  • 東亜ディーケーケー株式会社
  • 日本電子株式会社
  • 日本分光株式会社
  • 株式会社日立ハイテク
  • 株式会社日立ハイテクアナリシス
  • 株式会社堀場テクノサービス
  • 株式会社リガク