JAIMAについて

製品含有化学物質規制とは、人や環境に有害な化学物質が製品中に含有されないようにするための法規制で、近年、多くの国家で制定および施行されています。こうした動きは、1992年の国連環境開発会議(UNCED)に遡ることができるため、国際的な傾向と言えます。

製品含有化学物質規制として最も有名な規制は、電気電子機器中の有害化学物質を規制するEUのRoHS指令であり、電気電子機器メーカがグローバル市場でビジネスをするには、自社製品がRoHS指令に適合していることを確認することが今や必須条件となっています。そのこともあって、世界中で各国がEU-RoHS指令と同じような規制を制定する状況が起こっており、言い換えれば、EU-RoHS指令が世界中に輸出されている状況にあります。